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『死』
永遠の闇の中に、つかの間の生の光を与えられた我々人類は、有史以来、この一つのテーマを前にし畏れ、戦慄き、そして限りなく魅了されてきた。
この不可知なる死を超越せんがために、古えの賢人達はその意味を説き、死に怯える我々から恐怖の桎梏を取り払い、この究極の命題を生きる人類に救いの道しるべを与え続けて来たのである。
全存在を賭けて『死』を直視し、 身悶えするような格闘を経た末にこそ、真実の『生』の光が輝くのだと。
『死』をひたすら忌避し、干からびた『生』を身に纏い、 虚飾の宴を繰り返す亡者どもが跋扈するこの世紀末に、 サーティーンデザインズの銀のスカルが妖美な眼差しを投げかける。
憤怒の表情が刻み込まれた髑髏の眼窩の奥底から煌めくその光は、一皮剥けば同じ髑髏を持つ我々に、忘れかけていた根源的な何かを思いおこさせる。
これこそ死を見つめ続ける者のみが垣間見ることを許された『美』なのである。